特殊紙印刷で人気の用紙をご紹介-表面のテクスチャーがエモい用紙3選

第3位-ヴァンヌーボV

発色と質感が人気

イラストレーターや同人作家さんに特に人気なのが、このヴァンヌーボーVです。
フランス語の「新しい風(VENT NOUVEAU)」が語源となっていて、 ふんわりとしたコットンのような質感にほどよいラフ感を加えた用紙です。
こういった質感のある用紙で起こりがちな、色の沈み・ベタの白抜けなどを抑える表面加工を施しており、手触りや質感と印刷適正という相反する課題をクリアした高級紙です。

表面がデコボコしていてもインクがきちんと載る

第2位-マーメイド

人魚の住む海のさざ波

1956年に誕生した「マーメイド」は、長年様々なシーンで利用されてきた特殊紙です。
特殊なフェルトの織り模様から紙の表面に転写される「フェルトマーク」という特徴を持っています。
穏やかな波のような風合いから、発売当初は「マーメイド・リップル ―人魚の住む海のさざ波―」と呼ばれていましたが、1960年代に「マーメイド」という名称で定着しました。
カードや冊子表紙・招待状などに主に使用されますが、カラーバリエーションも豊富なので遊び紙にもおすすめです。

やや掠れたような仕上がりになる

第1位-レザック66

レーザーライクな表面

レザック66は、レーザーライク(皮に似た)という造語から名前が付けられたレザックシリーズの一つです。
レザックは印刷に限らず、パッケージや書籍カバーなど様々な用途に利用されおり色やエンボスの種類も含めて多くのバリエーションがあります。
印刷業界で最も利用されているのが、レザック66という銘柄でカーフ(孔牛の皮)の皮しぼ模様に似たエンボス加工が施されたソフトな質感が特徴のファンシーペーパーです。

冊子の表紙によく利用されている

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