大判印刷テクニカルガイド

※注意:Officeのデータは出力用データ変換に時間がかかる場合があるため、納期を+1営業日させて頂く場合がございます。


印刷とDTPの基礎知識

DTP(Desk Top Publishing)の普及により、誰でも印刷物を作成できるようになりました。
しかし実際に作ってみると「トンボ」「フォント」「画像」「解像度」等、様々な知識が必要になってきます。そこで出力用データを作成する上で注意していただきたいポイントを、解りやすくピックアップしていきます。
作り慣れた方でも確認用にお役立てください。(随時公開予定)

※一部、PDFファイルでもダウンロードできます。→

DTPの基礎知識



PDFの基礎知識



その他の基礎知識



用紙・加工の基礎知識



出力取扱い用紙について

当社では基本的に下記の用紙を取り扱っております。 掲載されていない用紙、またはお客様による用紙の持ち込み等はお気軽にお問い合わせください。


光沢紙 写真の印画紙のような光沢感がある紙です。発色が良く写真や展示会パネル等に最適です。
マット紙厚手 厚手のコピー用紙の様な質感です。発色も良く、イラストや写真等とも相性が良いです。
微光沢紙 光沢感を抑えしっとりとした質感が特徴です。高級感を出したい場合や写真作品等に向いています。
合成紙 耐水性に優れ丈夫で破れません。長期展示や屋外展示での使用がおすすめです。
合成紙(タック) 合成紙の裏面に糊を付けたタイプの用紙です。シールとして利用したり、店舗ラッピング等で利用されます。
ウィンドウフィルム 透明のフィルムで再剥離も可能です。接着面は自己吸着なのでキレイに剥がせ、糊や跡など残りません。また、3層印刷をすることで片面が透けずに両面に別々のデザインをプリントできます。
不織布 布地の様な独自の風合いが特徴の用紙です。発色も良く木製パネルに貼ったり、学会ポスター等で利用されます。
ターポリン ポリエステル繊維に塩化ビニールをコーティングした防水布です。テント生地なので軽量・安価で非常に耐久性があります。横断幕や懸垂幕、タペストリーなどに最適です。

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ラミネート加工について

ラミネート加工

出力物の表面だけに薄い透明フィルムを貼り、出力物の耐久性アップと発色を高めます。
屋外掲示や直射日光の当たる場所で利用する場合は、UVカット効果があるので安心です。
写真などをよりキレイに見せるならグロスラミ、日の光や蛍光灯などの反射が気になるならマットラミがオススメです。


注意点

パウチラミネートの様に両面にフィルムを貼るのではなく、表面のみに薄い透明フィルムを貼る加工になります。



利用用途 長期ポスター、展示会、店内POPなど



パネル加工について

パネル加工について

厚さ7㎜の糊付きの発泡ボードに出力紙を貼る加工になります。
主に安価な製品は中国・韓国製で反りに弱いです。その為弊社では、国内一流メーカー製のハイグレードなパネル採用しております。またメーカー直取引にする事で、海外製パネルとほぼ同じ価格帯を実現しました。


注意点

反りには強い素材ですが、ご使用環境により反りが発生する場合もございます。 ご不安な場合はアルミフレーム加工を合わせてご検討ください。



利用用途 展示会、作品展、個展、店内POP、ウェルカムボードなど



アルミフレーム加工について

アルミフレーム加工について

コの字型をしたアルミ製のフレームをパネルの周囲にハメ込みます。展示会などでパネルを掲示する為に上部にはヒモや突起物に引っ掛けるための金具がついています。
また、パネル反り防止の効果もあります。


注意点

パネルの内側にフレームが約7mm/辺ほど被ります。 フレームが被る部分には隠れては困る要素を入れないでください。 またフレームを含む外寸は仕上がりサイズに約5~7mm/辺ほど大きくなります。

アルミフレーム加工



利用用途 展示会、作品展、個展、長期掲載のパネル、繰り返し利用するパネル、パネルの反り防止など



等身大パネルについて

等身大パネル

人物やキャラクターのパネルや曲線にカットしたパネルに自立スタンドを取り付けます。 自立スタンドには紙製と鉄製の2種類があります。ご利用用途に合わせてお選びください。


注意点

データ上に曲線カットの線を付けてください。また色面はカット線より外側に3mm程度のばしてください。
曲線カットデータを作成出来ないお客様は、別途料金でカットデータの作成も承っております。お気軽にお問い合わせ下さい。
大きいサイズの場合は二つ折りでの発送となります。

等身大パネル



利用用途 展示会、店頭POP、結婚式、各種イベントなど



ウィンドウシール出力について

ホワイトインクについて

ウィンドウシールのような透明なメディアにそのまま出力すると、ハッキリと発色せず、向こう側が透けて見えます。
それを防ぐためにCMYKカラー出力の下に白インクを出力し、ハッキリとした本来の色を出すことが可能です。
さらに、ホワイトのみの出力も可能で、細かいレース調の模様や雪の結晶などシーズンに合わせたウィンドウの装飾もキレイに表現することができます。

ホワイトインク使用例

ホワイトプリントのデータ作成方法

ホワイトプリントのデータ作成方法